副社長面接に呼ばれた

この間、役員面接に呼ばれた選考が通って、次の副社長面接に呼ばれることになりました!!
もう後がないという気持ちで、僕はもう全力で自分のこの会社に対する熱意をぶつけようと考えていました。何度も、リクルート用のHPを使って面接のイメージトレーニングもしましたし、何を言おうか紙に書いて整理しておきました。

そして、面接の当日。その会社に入る手前の自動販売機でオレンジジュースを買って、気合を入れてその会社の扉のチャイムを鳴らしました。なぜオレンジジュースかというと、僕の尊敬するお姉さんが疲れたときにはオレンジジュースを飲むといい、と教えてくれたからでした。ここで疲れをぶっ飛ばして行こう!!

「おはようございます!本日面接に参りました!!!」受付で僕がこういうと、「おっす!ま、こっち入って!」とすごく元気なおじさんが僕を迎え入れてくれました。

声が大きくて、色黒で、顔立ちの整った渋いおじさんが、何と副社長さんでした。白い歯をみせて、席に座った僕にその方は名刺を渡して下さいました。僕が名刺を定期入れの上に載せて机の上に置いたのを見て、「お、よく知ってるね」とその方はニコニコして褒めてくれました。そして椅子の奥深くに腰かけると、「ま、リラックスして」と言いました。

面接の内容は、先に行なった役員面接で聞かれたことの詳細とかで、僕は果たしてこのままでいいのだろうかと面接中に自問自答していました。どこかで、僕の熱意をぶつけないと・・・。

そして、その会社の理念である「人の役に立つ」に触れたとき、その方は「人の役に立つのは簡単じゃないよ。潰れる人もいるんだよ。向いてない人は向いてないから」と僕に言いました。僕は、つい目頭を熱くして、「人の役に立つというのは、その言葉は本当に簡単で誰でも言えることです。だけど、私は本当の意味で人の役に立ちたい。大変さを乗り越えて、きっと、人の役に立つ人間になりたいんです」とその方の目を見て言いました。つい前のめりになって。

その方は、まっすぐ僕の目を見て、誰がこの仕事に向いているかは分からない。採用しても、ダメだった人もたくさんいる。内定を辞退した人もいる。君はこれからは本当に自分がここでいいのか、ここで働けるのかということを真剣に考えて欲しい。そのために社員は何でも話すはずだから。と僕に言いました。僕は内心、「あれ?ここで落ちたってこと?それとも次に呼んでもらえるのだろうか」とドキドキしていました。

面接の最後になって、「あ、性別のことは、役員の人に聞いたと思うけど、うちじゃ関係ないから。男だろうと、女だろうと、仕事ちゃんとやってもらうから。」と言われました。
最初から最後まで、ずっと元気でがっつのある副社長さんでした。