初の試み

今日はある人材関係の説明会でした。
その説明会が終った後に実施する性格適正検査で、悩んで迷って本名を書いておきつつ、性別欄の男に○をつけて、男性として働きたいと思っていますとメッセージ書いて渡しました。
履歴書で書く以外では、初の試みでした。

けれど、人事の人にその用紙を渡したあと、僕は人事の人がそのメッセージに気が付く前にその場から速攻立ち去りました。
実はまだ怖いのです。面と向かって話すことが。

こんなこと言うと情けない話ですけれど。自分にとってまだリスクになるその希望。
まぁダメだろうなと、本当にダメだったときに落ち込みすぎないように気持をなだめ、だましだまし。そんな状況が本当のところです。

だけど、僕は思ったんです。
もし僕が性別のことで認めてもらえないなら、僕自身がでっかくなって、認めさせてやる!って。
あいつ知っているぞ、あの時採っておけば良かったと思わせてやるぞと。
そしてこれからは性別だけで人を見ようとするのはやめよう、前例が無くても可能性にかけようって、一人でも一企業でも思ってもらう、そんなきっかけのひとつになりたい、絶対なってやると。
ベンチャー社長が高層ビルへの進出を夢見たように。

そんな大きな夢とは裏腹に、未だに面と向かって自分の説明が出来ない情けない僕はそそくさと会場を後にしたわけですが、その時、階段を急いで降りながら、ふと空を見上げると、会場の外は青空が広がっていました。
本当に、本当に透き通っていて、白い雲とすがすがしい青空が広がっていました。
僕は何だか悲しいやら、嬉しいやら、不思議な気持ちで、電車までの道のりを歩いて帰ったのでした。