| モットー : | 『いいかげんに生きる』 好い加減に生きるということ。強がったり、無理ばっかしないで、程々に力を抜いて生きたい。 |
しかし、僕は今現在ほぼ男としての生活を送っています。
僕は学校もバイトも生活する上での周りの環境全てにカミングアウトをしてきました。
カミングアウトをして、"自分"という人間、そして"自分"の生き様を見せて
周りからの理解を得ようと努めてきました。
もちろんそれは容易なことではありませんでした。
カミングアウトをするにはすごく勇気いることです。
周りの人から理解を得られるかわからない。偏見の目で見られるかもしれない。
今までずっと仲良かった友人が離れていく可能性だって否めません。
怖くて怖くて、それでも震えながらカミングアウトをしてきました。
何故かというと。
ただ単純に、僕は自分が自分らしく振る舞える環境が欲しかったからです。
自分を隠して、偽って、ひたすら笑って誤魔化す。
僕は昔、そうやって生きてきました。周りとの衝突が怖かったからです。
でもそうやって生きている時はずっと、"生きている"という実感が沸きませんでした。
つまらないお芝居のような淡々とした時間、笑顔の裏側はいつも無表情でした。
"生きている"実感を得られない時間は、何よりも苦しく何よりも辛く感じました。
苦しくて苦しくて堪らなくなって、僕は「隠さず生きる」決意をしました。
でも、カミングアウトをすることによって辛いことも沢山ありました。
周りから理解されないことも、身近な人から偏見の目で見られることもありました。
悔しくて悲しくて泣き通した夜は何度もありました。
それでも、僕は隠しません。
隠す理由なんかないし、僕は隠したくない。
僕が性同一性障害だということは変えようのない事実だからです。
僕は僕だと、堂々と胸を張って言いたい。
自分を偽って周りの人と接するより、僕は自分自身を知ってもらいたいと思うようになりました。
その方が深い関係を築けるということに、大切な周りの人達によって気付かされたのです。
だから、僕はこれからも隠さないで生きるということを貫き通します。

![NPO法人GIDmedia[ジ-・アイ・ディ- メディア]は性同一性障害に関する講演(講演会、勉強会)及びイベント・交流会の開催を主な活動としています。](http://gidmedia.org/img/description.jpg)



