修学旅行リベンジ!2009

10/24、25日に「修学旅行リベンジ!」を実施しました。

今年で3度目を迎えたこの企画。

学生時代に修学旅行を思うように楽しめなかった、参加しなかったという人たちを対象に「リベンジしちゃおう!」という趣旨のもとに行っています。

 

  

今年のテーマは「スポーツ」でした^^

それでは、レポートをどうぞ~

 

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みなさん、はじめまして!

GIDmediaサポーターの兵吾です(24歳、FTM)

恐縮ながら、今回のキャンプ交流会のレポートを担当させていただきました。

参加された方の良き記録、今後参加を希望する方への情報、またGIDmediaの活動を知っていただくための参考になれば幸いです。

 

<1日目>

千葉県野田市にある「清水公園」というところが今回のキャンプ地でした。

参加者は総勢13名。下は10代前半から上は・・・ 老若男女とはまさにこのこと?(笑)

中には、はるばる九州の方から参加された方もいらっしゃいました。

ありがとうございます!

 

全員合流後、ひとまず近くの原っぱ?散歩コースの空き地?にて自己紹介タイム♪

天気があまり良くなかったせいか一通り自己紹介が終わった段階で「寒いね・・・」という状態に。

ということで、誰が言い出したか?急遽みんなで「だるまさんが転んだ」を行いました。


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今時小さい子がやっている姿すら見かけない「だるまさんが転んだ」でしたが、予想以上に盛り上がりました。お互いまだ名前も覚えていない同士でも、大声だして動き回れば自然とテンションは↑↑です。

ひとしきり騒ぎまわった後はフリータイムを挟み、キャンプの醍醐味とも言うべきBBQを行いました。動いてイイ感じにお腹も空いていたので、まさに待ちに待ったBBQ♪

各自お好みで火熾し班、炊事班と別れてみんなで夕飯の準備をしました。(ちなみに僕はかまどの火の番人と化していましたw)


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このころには今回が交流会初参加の方もある程度打ち解けてきていた感じで、ワイワイ賑やかにBBQを堪能していたようです。

ちなみにご馳走は、肉に魚に野菜に焼きそばに~と豪華。肉がとにかく凄かったです。しかもそれを”炭火焼き”なので美味しくないわけがありません。

時おり「この野菜、誰が切ったー!」なんて声が聞こえてくるなんてことも定番です。

 

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残念だったのが、場の雰囲気とは裏腹に天気があいにくの雨模様だったこと。 寒かったですね(苦笑)

ですが、火のそばに集まって談笑するのもアウトドアならではの体験だと思います。これもまた一興。

夜も更けてきたところで、今度はGIDmediaキャンプ交流会としての醍醐味である夜のトークタイム♪

当事者、非当事者問わずばらばらな世代が集まり語り合える機会はそうないと思います。


今回は10代の学生が参加してくれていたということで、「今の学校ってどんな感じ?困っていることは?」から始まり、非当事者のGIDmediaサポーターの本音や、まだ「自分」という者に対して悩んでいる方の話、通称名についての話、MTFの方が初めてレディース服を買ったときの初体験話などなど・・・
スタッフが中心となり話題を振っては自由に発言という形で、普段の交流会でも中々聞けないトークがまったり深夜まで続きました。(寝たの何時だ??笑)

 

 

<2日目>

雨は幸いあがっていたものの、この日の予定は「アスレチック」でしたが前日の雨により施設が使用不可になってしまいました。残念。

とりあえず朝食ということで、夜に仕込んでおいた給食級の雑煮汁+うどん。

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コレがまた美味しかったです。

後片付けをして、清水公園内をぐるっと散歩しました。

来年へ向け、今回出来なかった「アスレチック」の下見を兼ねて…(笑)
眺めただけでテンションが上がったので、実際遊べたら相当楽しかったと思います。

来年リベンジするぞー!

 

午後からは場所を移動しボーリング大会を行いました。

3チームに別れてのチーム対抗戦!!

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上手い下手は気にしない、誰かがナイスなプレーをすればみんなで拍手♪失敗しても笑って誤魔化そうwそんなノリでした。意外な子が活躍したり?やっぱりパワーあるなぁ!と感心させられたり(笑)

 

ボーリングの後には全員でプリクラ撮影もしました。

10人以上いても撮れるもんなんですね。まさにプリクラの限界に挑戦してみました♪

ぎゅうぎゅう詰めのプリクラ、いい記念です。


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予定は変更になってしまいましたが、これはこれで楽しかったので終わりよければ全て良し?でしょうかね。年はいろんな意味での「修学旅行リベンジ!」になると思います。今から楽しみです。

参加したみなさん、本当にお疲れ様でした。

  

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<あとがき>

キャンプ交流会に関しては、僕も今回が初めての参加でした。(しかもキャンプの時点では一般参加者でしたw)


なので正直当日までは期待半分不安半分な状態で、当日に至っては電車の中で本当に今日この場所で間違ってないよね・・・?と小心者全開(苦笑)


そんなビビリな僕でしたが、まさかレポートでみなさんにキャンプの楽しさをご報告させていただくことになるとは思っていませんでした♪

少しでもキャンプの様子が伝わって、いろんな人に興味を持ってもらえたら光栄です。

また、悩んで立ち止まっている方の一歩を踏み出す勇気につながればいいなぁと思います。

来年は晴れてくれることを祈って・・・。

 

兵吾

[BBQ交流会]

2009/08/22
都内公園にてBBQ交流会を開催しました!
冷夏と言われるだけあって、そこまで暑くもなくBBQには最適の気温でした。
しかしながら買い出し班が大幅な遅刻をしてしまい・・・皆さんお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
しょっぱなからご迷惑をおかけしてしまいましたが、皆さんのご協力のおかげでとても楽しい交流会となりました。

集まれ! 焼いてま~す
汗だくになりながら、火起こし&火の番をしてくださった方々、どうもありがとう!!
夏に火の番っていうのはなかなか辛いものがあったと思いますが、それもいい思い出ですよね(笑)

火の加減はどうであうか? 美味しいで~す♪肉が好き!って、どんなタオルだよw 食べるのに夢中で肉の写真は撮り忘れたようだ・・・

お酒を飲みながら、BBQ立ち食いでみんな思い思いに楽しんでいました。
野外での食事ってそれだけで格別な味になるから不思議です。
写真はないけど、焼きそばも美味かったなぁ~☆
肉もたくさん焼いたのに食べるのに夢中だったせいか写真がありません・・・^^;

みんな立ち食い! チームGIDmedia
飲んで食って語って、楽しい半日を過ごしました。

ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました!また来年もやりましょう♪

集合!

Living Library レポート

先月、私渡邉と二ノ宮がLiving Libraryという企画に参加してきました!

Living Libraryは、「『人』を生きた「本」として貸し出す図書館」のことで、
デンマークのNGOにより発案され、現在では30カ国以上で行われています。

日本では、昨年末に京都で初めて開催され、今回私たちが参加した企画が2例目ということになります。

   Living Library.org
    http://living-library.org/

Living Libraryには、普段接することが少なく無知や誤解により偏見をもたれやすい『人』が「本」となり、
読者と1対1の対話によって相互理解を深め、不和や対立をなくそうという目的があるそうです。

「本」は移民・難民やホームレス、ハンディキャップのある者、そしてLGBT※など
様々なバックグラウンドを持つ『人』であり、元マフィアや農家の人、詩人などの「本」もあるそうです。
 ※LGBT:Lesbian、Gay、Bisexual、Transgenderの頭文字。セクシュアルマイノリティの意としても使われる。

この図書館で貸し出される本には、すべて「本」自身がつけた「タイトル」と「あらすじ」があります。
それを見て、読者は自分の興味ある「本」を借りることができるのです。

私と二ノ宮がこの企画に参加したきっかけは、主催であるBlue Birdsという有志団体が
NHK教育「ハートをつなごう」を観て今回のテーマをLGBTと設定し、連絡をくれたことにあります。

この企画を聞いた時、私は「本」として参加する気はまったくありませんでした。

なぜなら私という「本」はまったく地味で、難解で、書いてあるものの意味を見つけることも困難、
というよっぽどのマニア向け図書(笑)だと自己分析していたからです。

読者の求める「本」を想像しても、喜怒哀楽や起承転結がはっきりしていて、大きなライフイベントがあり、
最後はめでたしめでたしとなるものがいいんじゃないかなぁとも思っていました。

けれど、「ハート」を観てくれた(かわいい)スタッフのみんなが「ぜひ本に!」と声をかけてくれたので、
即答したのでした(冗談です。結構悩みました。)

「本」になることが決まると、すぐに「あらすじカード」の宿題をもらいました。

そこには①読者から呼んで欲しい名前、②タイトル、③あらすじ(150字くらいだったかな)を
書くのですが、これがとても難しく、けれど楽しい作業でした。

①は悩まないとして、②を決めるために③を書き、思いついた②からさらに③を直していって、
自分という「本」を誤解させないよう、大きすぎず、小さすぎず、謙虚に、でも大胆に、と3時間くらい悩みました。

作成したあらすじカードが当日どれだけの効果をもたらしたかはわかりませんが、
自分自身を客観視して他者に売り込むというその過程はとてもおもしろかったです。

さて当日はというと、今回はとある高校の授業内での実施ということで、読者は全員高校生!若い!

好奇心満載の、あけすけな視線をとても好ましく思いました。
(ちなみに、高校におけるLiving Libraryの実施は欧米以外では初めてだったそうです。)

そもそも今回の図書館は初めからLGBTの本がそろっています、というふれこみなので、
そこに並ぶ本は全員LGBTであったわけです。

20人の人間が並んでいて、それらがすべてセクシュアルマイノリティ、っていう状況は
マジョリティ界ではなかなかないものでしょう。

また、すでに相手にその認識(全員LGBTのどれか)があることで、
隠す隠さない/あの人には言えそう、この人は無理そう、などという手間が省け
ラクだな~と感じずにはいられませんでした。

そして、いざ「本」として貸し出される時が来ました。

当然ながら、対話は読者のモチベーションに左右されます。

今回は、あくまで授業の一環として先生が用意した読書の時間、ということを念頭に置き笑、
生徒さんに退屈されないようにと思って臨みました。

読者が読みたいページは読者次第であるし、読み飛ばすこともある、
さらには「本」を読まれるということはなかなか責任重大だなと思いつつ、率直に受け答えをしました。

しかし、今の10代にはマイノリティについても
「本人が言うならその選択を尊重するまで」という認識が広がっているのかしら、と少し感じました。

他者に固執せず、個別化しているともとれますが、それはマイノリティにとって生きやすい環境なのかというと、、、
みなさんはどう思われますか?

2度目の貸し出しの時には、もう少し「セクシュアリティ」に寄った対話をしました。

ボーヴォワールが「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」(『第二の性』)と言っているように、
「性」を受容するというステップは思春期・青年期の大きな課題。

その課題に対して「いいんだよ、そのままで」、「そんなに否定すること無いよ」、「こっちもそんなに悪くないよ」、
「いろんなパターンがあるから、自分の好きなものを選べるんだよ」と言ってくれる大人がおらず
どうしたらいいかわからなくてそこに留まるしかなくなる、進めなくなる子が多いんじゃないかなぁと
これは経験上の感想、かつ、今も変わらぬ現状なんだなぁと感じました。
(その不安を外に出せないという事実もありますが、子どもの事情を汲んでくれる大人の存在がなぁ、、、と。)

私の読者になってくれた子たちは、何かを感じてくれただろうか。

誰でも「本」になりうるけれど、何か1つでも受け取ってもらえたら、それは幸せなことだなと思いました。

また、今回「本」に挑戦してみて「社会とはそれを構成する『人』の集合体である」という当たり前の事実を再認識できました。

帰り道、「本」という大役を終えた20数人の若きLGBTの表情はとても晴れやかで、誇らしげでした。

この企画、もしかしてすごいんじゃないか?という思いも深まっています。

素晴らしい可能性を秘めたLiving Libraryに誘ってくれたBlue Birdsのみんなに、心から感謝しています。
今後もこの日本に植えられたLiving Libraryの種を守り、育てていくことにGIDmediaは協力するつもりです。
これに興味を持つ人が増えて、あちこちで開催されるようになればいいなと思います。

渡邉