朝日新聞に

こんばんは、渡邉です。今日はちょっと真面目に書くよ。

今日の朝日新聞の「私の視点」というコーナーで、虎井さんの『性同一性障害 厳しすぎる法の要件緩和を』というコメントを拝見した。
子なし要件削除について触れている。

自分の知り合いにも、お子さんを持つ当事者の方はいる。
その人たちは、精神的性別で生きている。それを望んでいる。
しかし、書類上では以前の性別のままで扱われてしまう。

誰が一番混乱するだろう?

これは、どのタイミングで親がトランスを開始したかにもよるかと思うけど、
もしその子どもが、
自分がお父さん/お母さんと認識している親のことを、逆の性別だと他人から言われたら、
それも、心無い言葉や偏見をぶつけられたら。

いつまでも、以前の性別を押し付け続ける戸籍って、一体なんだろう。

コチラは、以前NHKのドキュメンタリーにも出演された、水野さんの記事。
実際に、水野さんからお話を聞く機会があったのだが、子どもを守るために戸籍変更を望むという、強い親の姿を見た。
特例法の子なし要件を知らない人から、「戸籍を変えられないって、性同一性障害も嘘なんじゃないの?」と言われたことがあるあるそうだ。
「僕たちがいなければよかったの?」と子どもから言われたともおっしゃっていた。
辛すぎる。

戸籍なんか関係ない、治療だって関係ない。
大事なのは、相手との関係性。

そう思っている。が。やはり書類で処理される場面も日常にはある。

書類上の戸籍変更が可能な国の中で、子なし要件が制定されているのは日本だけだそうだ。

「3年を目処に変更」と明記されているにも関わらず、有識者会議や準備会のようなものが開催されていると言う話をまったく聞かない。
このままでは、流されてしまうのではないか?
セイフが動かないからだ!じゃなくて、気づいた人間が動かないといけない。
「声を上げなければ、いないものとされてしまう」と、以前上川さんがおっしゃっていました。

子なし要件撤廃の働きかけなどは、gid.jpさんなどが中心に行っています。

人任せでは、自分の望む社会はいつまでも手に入りません。

自分も25歳になり、これまでは治療とかトランスして生活できることとか、そういうことばかりに興味があったけど、去年辺りから、法律のことや保険のこと、病気になったときや、死んだ時のことなどの問題にも関心を持ち始めました。

GIDmediaでは、10代20代を対象とした活動が中心なので、たぶんそういった話はまだまだ遠いことで、それよりも切羽詰った事情についてお話しすることの方が先だと思うけど、20代後半、30代に入る頃には、そういったこともきちんと考えて人生設計を行っていかなければいかないと思います。

GIDの人には刹那的な考えの人が多く、特にホルモン投与を受けている人は「自分は長生きしない」と思いこんで、50まで生きてないと思うから、なんて人も多い。
でも、「長生きしない」というのはまだ実証されているわけではないし、ただの都市伝説かもしれない。
そしたら、80までは生きられなくとも、70くらいまで生きるとしたら、その20年をどうやって生きるか、っていうのは考えておかないといけないですよね。

今日はちょっと真面目に書いてしまいました。
8月には代々木公園でプライドパレードがあります。
去年はパネルディスカッションがあり、LGBTそれぞれのパネリストのお話を聞くことが出来ました。
今年もそういった催しがあるかもしれません。
都合のつく方は、パレードに参加しなくても、会場に足を運ぶだけでも十分価値があるんじゃないかと思います。
GIDではないけれど、ボーイッシュ系というくくりで活動をしているLIKEさんが今年も出店するみたいだから、もしかしたらLIKEでモデルデビュー出来るかも?

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